当社が取り扱う平鋼

当社在庫で取り扱う平鋼は一般構造用圧延鋼材JIS G 3101に準拠する熱間圧延鋼材です。
現在当社では複数の製鋼会社の製品を販売しています。
汎用鋼材(使用目的を限定していない)といえども、それぞれの平鋼には特徴があり、ユーザー様の使用目的(加工)に応じた 選択を 可能にするためです。
当社に入庫した平鋼 6x50 の成分表比較表を用意いたしました。SS400という規格においても違いがあることを御理解いただけると思います。

JIS G 3101による化学成分   単位 %

種類の記号
C
Mn
P
S
SS400
 
0.050以下
  0.050以下

  備考  必要に応じて表2以外の合金元素を添加する事が出来る。

SS400ではP 燐 及び S 硫黄 の含有量以外の規定はありません。
この数値が低いほどバージン性が鋼材としての純度が高く、曲げ穴あけ後処理としての塗装、メッキ特性に 優れています。
下記に当社扱い製品のデータを記載いたしました。それぞれの用途に応じてお選びください。

当社が取扱っているメーカー別成分表の一例   単位 %

メーカー
サイズ
C
Si
Mn
P
S
O
6×50
11
23
59
11
14
K
6×50
8
11
44
15
35
N
6×50
12
24
53
22
21

*上記の数値は2004年7,8月に当社に入庫した製品のデータの一例で常に同等の製品供給を保証するものではありません。

JIS G 3101による機械的特性 

種類の
記号

降伏点又は耐力

 

引張強さ

 

 

鋼材の厚さ(注1)

 

mm

引帳試験片

 

伸 び

         % 

曲げ性
鋼材の厚さ mm(注1)
曲げ角度
内側半径
試験片
16以下 16を超え40以下  40を超えるもの
SS330
205以上
195以上
175以上
330〜430
鋼鈑,鋼帯,平鋼の厚さ5以下
5号
26以上
180°
厚さ0.5倍
1号
鋼鈑,鋼帯,平鋼の厚さ5を超え16以下
1A号
21以上
鋼鈑,鋼帯,平鋼の厚さ16を超え50以下
1A号
26以上
鋼鈑,平鋼の厚さ40を超えるもの
4号
28以上
棒鋼の径,辺又は対辺距離25以下
2号
25以上
180°
径,辺又は対辺距離の0.5倍
2号
棒鋼の径,辺又は対辺距離25を超えるもの
3号
30以上
SS400
245以上
235以上
215以上
400〜510
鋼鈑,鋼帯,平鋼,形鋼の厚さ5以下
5号
21以上
180°
厚さ1.5倍
1号
鋼鈑,鋼帯,平鋼,形鋼の厚さ5を超え16以下
1A号
17以上
鋼鈑,鋼帯,平鋼,形鋼の厚さ16を超え50以下
1A号
21以上
鋼鈑,平鋼,形鋼の厚さ40を超えるもの
4号
23以上
棒鋼の径,辺又は対辺距離25以下
2号
20以上
180°
径,辺又は対辺距離の1.5倍
2号
棒鋼の径,辺又は対辺距離25を超えるもの
3号
24以上
SS490
285以上
275以上
255以上
490〜610
鋼鈑,鋼帯,平鋼,形鋼の厚さ5以下
5号
19以上
180°
厚さ2.0倍
1号
鋼鈑,鋼帯,平鋼,形鋼の厚さ5を超え16以下
1A号
15以上
鋼鈑,鋼帯,平鋼,形鋼の厚さ16を超え50以下
1A号
19以上
鋼鈑,平鋼,形鋼の厚さ40を超えるもの
4号
21以上
棒鋼の径,辺又は対辺距離25以下
2号
18以上
180°
径,辺又は対辺距離の2.0倍
2号
棒鋼の径,辺又は対辺距離25を超えるもの
3号
21以上
SS540
400以上
390以上
-
540以上
鋼鈑,鋼帯,平鋼,形鋼の厚さ5以下
5号
16以上
180°
厚さ2.0倍
1号
鋼鈑,鋼帯,平鋼,形鋼の厚さ5を超16以下
1A号
13以上
鋼鈑,鋼帯,平鋼,形鋼の厚さ16を超え50以下
1A号
17以上
棒鋼の径,辺又は対辺距離25以下
2号
13以上
180°
径,辺又は対辺距離の2.0倍
2号
棒鋼の径,辺又は対辺距離25を超えるもの
3号
17以上

注1  形鋼の場合、鋼材の厚さは図1の試験片採取位置の厚さとする。
   棒鋼の場合 、丸鋼は径、角鋼は辺、六角鋼などの多角鋼は、対辺距離の寸法とする。

メーカー別機械特性

メーカー別機械的性質           試験片は1A 

メーカー

サイズ

mm

降圧点又は耐力

引張強さ

伸 び

曲げ性 1.5T

180度

O
6×50
318
459
29
Good
K
6×50
298
413
34
Good
N
6×50
384
481
28
Good

*上記の数値は2004年7,8月に当社に入庫した製品のデータの一例で常に同等の製品供給を保証するものではありません。  

加  工
平鋼の代表的な加工としては、曲げ、穴あけ、熱処理、塗装、メッキ等があります。実際の採用に当たっては必ずテストを行って下さい。
また、実際の使用に際しては表面キズ、製品の安定度などJIS規格外の要素も影響する事がありますので、鋼材選択に際しては当社営業部までご相談下さい。

塗 装
平鋼は製造の過程で表面に酸化皮膜が付着しています。平鋼に塗装を施す場合には、必ず酸化皮膜をショットブラストや酸洗といった方法で除去してから塗装処理を行って下さい。 酸化皮膜を残したまま塗装処理を行った場合の、塗装剥落等については保証の対象外です。

メッキ
平鋼にメッキ処理を施す場合、下地処理の過程で使用する酸性液材に含まれる塩基が鋼材に残留した場合、鋼材に含まれる硫黄などの物質と化学反応を起こし、ひびわれやメッキはがれの 原因となる事があります。 同一のメッキ処理工程においてこれらのトラブルを削減するためには、表面肌が美麗で、成分が安定している鋼材をお選びいただくことでリスクを下げる事が 可能です。
また当社では、メッキ処理を考慮に入れた特別仕様平鋼の受注生産を承っております。是非とも御検討下さい。